2020/08/25

店長とブルーチーズ。

 店長はブルーチーズが苦手でした。

ブルーチーズを作るとなった時に

「えっ!ブルーーチーーズーー(ㆀ˘・з・˘)」と残念な気持ちになったものでした…。

店長のそれまでのブルーチーズのイメージは、

・臭い

・苦い

・しょっぱい

・美味しくない

でした。

チーズを買いにいってもブルーチーズのチョイスはないわ…

でした。


ですが、当店の

【蒼〜Sou〜静岡ブルーチーズ】

が初めてできた時、


「あぁ、今まで食べてきたブルーチーズは美味しくなかっただけだったんだ!」


と初めてブルーチーズが美味しいと感じたのです(о´∀`о)



そこには、職人のこだわりや葛藤や努力が詰まっていました。


私みたいなブルーチーズが苦手な人のためのブルーチーズ。


ブルーチーズに合う生乳探しから始まり、塩分濃度を抑え、臭みを抑え、生乳のクリーミーさや青カビのほろ苦さ、本来のブルーチーズの良さを最大限に活かしたブルーチーズ。


乳酸菌も青カビも生き物なので、湿度や温度などの環境を整える事の難しさ、常に同じ味、食感を作る事の難しさとの戦い。

また他のカビや細菌との戦い。

ブルーチーズ作りの技術との戦い。

なんなら生乳自体も牛さんの体調や季節により変わります。

いろいろな物と戦って、折り合いをつけて完成したのです。

それもこれも美味しいブルーチーズをみんなに知ってもらいたい職人の思いからなのです。

今でもその思いは同じです。


塩を練り練り作業




丁寧に大事におこなっています(о´∀`о)


チーズ作りは、時間と手間がかかります。

それでもその時間と手間が苦にならないくらいの良い物を作りたい気持ちが詰まってます♡

そんな当店のブルーチーズを「苦手な人にこそ是非1度は食べてみて欲しいなぁー」と思う店長でした。

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