店長はブルーチーズが苦手でした。
ブルーチーズを作るとなった時に
「えっ!ブルーーチーーズーー(ㆀ˘・з・˘)」と残念な気持ちになったものでした…。
店長のそれまでのブルーチーズのイメージは、
・臭い
・苦い
・しょっぱい
・美味しくない
でした。
チーズを買いにいってもブルーチーズのチョイスはないわ…
でした。
ですが、当店の
【蒼〜Sou〜静岡ブルーチーズ】
が初めてできた時、
「あぁ、今まで食べてきたブルーチーズは美味しくなかっただけだったんだ!」
と初めてブルーチーズが美味しいと感じたのです(о´∀`о)
そこには、職人のこだわりや葛藤や努力が詰まっていました。
私みたいなブルーチーズが苦手な人のためのブルーチーズ。
ブルーチーズに合う生乳探しから始まり、塩分濃度を抑え、臭みを抑え、生乳のクリーミーさや青カビのほろ苦さ、本来のブルーチーズの良さを最大限に活かしたブルーチーズ。
乳酸菌も青カビも生き物なので、湿度や温度などの環境を整える事の難しさ、常に同じ味、食感を作る事の難しさとの戦い。
また他のカビや細菌との戦い。
ブルーチーズ作りの技術との戦い。
なんなら生乳自体も牛さんの体調や季節により変わります。
いろいろな物と戦って、折り合いをつけて完成したのです。
それもこれも美味しいブルーチーズをみんなに知ってもらいたい職人の思いからなのです。
今でもその思いは同じです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。